「LINE」と「LINEモバイル」、名前は似ているけれど、一体何が違うの? 友達と連絡を取るのに便利な「LINE」と、スマホの通信サービスである「LINEモバイル」。この二つの違いを分かりやすく解説します。
LINEとLINEモバイルの根本的な違い
まず、一番大きな違いは、 「LINE」はコミュニケーションアプリであり、インターネットに接続するためのサービスではない ということです。LINEは、LINE株式会社が提供する無料のメッセージングアプリで、テキストメッセージのやり取りはもちろん、音声通話やビデオ通話、写真や動画の共有などができます。一方、「LINEモバイル」は、LINEモバイル株式会社(現在はソフトバンクに吸収されています)が提供していた携帯電話サービス、つまりスマホでインターネットを使ったり、電話をかけたりするための通信サービスです。
LINEアプリ自体は、Wi-Fi環境や、契約している携帯電話会社の通信網を利用してインターネットに接続することで機能します。LINEモバイルは、そのインターネット接続を提供する役割を担っていたのです。例えるなら、LINEは「手紙を書いて送るためのペン」で、LINEモバイルは「その手紙を届けるための郵便屋さん」のような関係性と言えます。
つまり、LINEはアプリとしてスマホにインストールして使うもので、LINEモバイルはスマホをインターネットに繋げたり、電話番号を使えたりするための「契約」や「回線」を提供するサービスだったのです。この違いを理解することが、LINEとLINEモバイルの違いを把握する上で最も重要です。
LINEアプリでできること
LINEアプリは、現代のコミュニケーションに欠かせないツールですよね。その機能は多岐にわたります。
- テキストメッセージの送受信
- 無料の音声通話・ビデオ通話
- 写真、動画、スタンプ、GIFなどの共有
- グループトーク機能
- ニュース、ゲーム、ショッピングなどのLINEサービス
これらの機能を使うためには、インターネット接続が必要です。Wi-Fi環境はもちろん、契約している携帯電話会社のデータ通信を利用します。
LINEモバイルで提供されていたサービス
LINEモバイルは、特定の条件でLINEアプリのデータ通信がカウントフリーになる「LINEフリー」プランなどが特徴的でした。しかし、現在はサービス提供が終了しています。
- データ通信のカウントフリー :LINEアプリの通信量が、契約プランのデータ通信量から除外されるプランがありました。
- 選べる通信回線 :ドコモ、au、ソフトバンクの3つの回線から選択可能でした。
- シンプルな料金プラン :分かりやすい料金体系が魅力でした。
LINEモバイルのサービスは、利用者のニーズに合わせて様々なオプションが用意されていました。例えば、以下のような選択肢がありました。
| プラン名 | 特徴 |
|---|---|
| LINEフリー | LINEアプリの通信が使い放題 |
| ミニプラン | 月間1GBまで利用可能 |
| ベーシックプラン | 月間3GB、5GB、10GBから選択可能 |
LINEモバイルのサービス終了について
残念ながら、LINEモバイルは2022年6月30日をもって新規申し込みを終了しました。そして、2023年6月30日をもって、すべてのサービス提供が終了しました。これは、LINEモバイルの事業がソフトバンクに統合されたためです。
サービス終了に伴い、既存のユーザーはソフトバンクやワイモバイルなどのソフトバンクグループのサービスへ移行することになりました。突然のサービス終了で戸惑った方もいたかもしれませんが、移行先でも同様のサービスが提供されることがほとんどです。
サービス終了の背景には、携帯電話市場の競争激化や、各社の戦略変更など、様々な要因が考えられます。LINEモバイルが提供していた「LINEアプリのデータ通信量カウントフリー」という特徴的なサービスは、多くのユーザーに支持されていました。
LINEアプリとLINEモバイル(過去)の料金体系の違い
LINEアプリ自体は無料で使用できます。しかし、LINEアプリを使うためのインターネット接続には、通信量に応じた料金がかかります。これが、LINEモバイルの料金プランと関連していました。
LINEモバイルでは、契約するデータ通信量や通話オプションによって月額料金が決まっていました。
- **データ通信量**:月々いくらのデータ通信量を使うかで料金が変わります。
- **通話オプション**:かけ放題プランなどをつけると、その分料金が加算されます。
- **割引サービス**:家族割や、LINEの友達とのグループ割など、様々な割引がありました。
LINEアプリだけを頻繁に使うユーザーにとっては、LINEモバイルの「LINEフリー」プランは非常にお得でした。しかし、それ以外のインターネット利用が多い場合は、別の格安SIMなども含めて比較検討する必要がありました。
例えば、月間のデータ使用量が以下のようだった場合、料金の考え方は大きく変わります。
- LINEアプリのみの利用(月数GB程度) :LINEモバイルのLINEフリープランが断然お得でした。
- LINEアプリ+動画視聴やゲームなど(月20GB以上) :LINEモバイルのプランよりも、データ容量の多いプランや、他の格安SIMの方が安くなる可能性がありました。
LINEアプリの利用における注意点
LINEアプリは、インターネット接続があればどこでも使えますが、通信量には注意が必要です。
- Wi-Fi環境の活用 :自宅やカフェなどのWi-Fi環境でLINEを使うことで、契約している携帯電話会社のデータ通信量を節約できます。
- 通信量の確認 :LINEアプリの設定画面や、契約している携帯電話会社のマイページで、現在のデータ通信量を確認しましょう。
- バックアップの重要性 :LINEのトーク履歴などを失わないために、定期的なバックアップを忘れずに行いましょう。
LINEモバイルの代替サービス
LINEモバイルのサービスは終了しましたが、同様にLINEアプリのデータ通信量をカウントフリーにしたり、お得な料金プランを提供している格安SIMは他にもあります。
例えば、以下のようなサービスが代替となり得ます。
- マイネオ(mineo) :パケット放題Plusなどを利用すると、LINEアプリだけでなく、対象サービスが使い放題になるプランがあります。
- 日本通信SIM :データ通信量に応じた、シンプルで安価なプランが特徴です。
- IIJmio :データ容量シェアや、eSIM対応など、柔軟なサービスを提供しています。
これらのサービスは、LINEモバイルのように「LINEアプリだけ」に特化したカウントフリーではありませんが、全体的なデータ通信量をお得に使えるプランが豊富です。料金プランだけでなく、通信速度、サポート体制、キャンペーンなども比較して、自分に合ったサービスを見つけることが大切です。
LINEモバイルの代替サービスを選ぶ際は、以下の点を比較すると良いでしょう。
| 比較項目 | 注目ポイント |
|---|---|
| 月額料金 | データ容量、通話料込みでいくらになるか |
| データ容量 | 普段の利用量に合った容量があるか |
| 通信速度 | 快適にインターネットが使えるか |
| サポート体制 | 困ったときに相談しやすいか |
| キャンペーン | 乗り換え特典や割引があるか |
LINEモバイルが提供していたような、LINEアプリをお得に使えるサービスを求めている方は、これらの代替サービスを詳しく調べてみることをおすすめします。
LINEとLINEモバイルの違いは、LINEがコミュニケーションツールであり、LINEモバイルがインターネット接続サービスであったことです。LINEモバイルは既にサービス終了しましたが、LINEアプリはこれからも私たちの生活に欠かせないツールであり続けるでしょう。インターネット接続サービスは、他にも多くの選択肢がありますので、ご自身の使い方に合ったものを選んで、快適なスマホライフを送りましょう!