「エアウェーブ」と「デジタルパーマ」、どちらも髪にウェーブをつけるパーマですが、その仕組みや仕上がりには違いがあります。今回は、エアウェーブとデジタルパーマの違いを分かりやすく解説します。あなたにぴったりのパーマを見つける参考にしてくださいね!
パーマの仕組みとエアウェーブ・デジタルパーマの基本
パーマは、髪の内部にある「シスチン結合」という髪の形状を保つ結合を、薬剤の力で一度切断し、ロッドに巻いて髪の形を変えてから、再び結合を安定させることでウェーブを作り出します。エアウェーブとデジタルパーマの最大の違いは、この「形を変えてから結合を安定させる」プロセスで、どちらの工程を重視しているかという点です。
エアウェーブは、髪に薬剤を塗布した後、温風と空気の流れを使って髪を乾燥させながら形を記憶させます。この温風が、まるで空気をまとうかのような軽やかなウェーブを生み出す秘密なんです。一方、デジタルパーマは、薬剤塗布後に熱を発生させるロッドを使い、髪を直接加熱して形を記憶させます。だから、しっかりとしたカールの再現性が高いのが特徴です。
それぞれのパーマで、髪への負担や仕上がりの質感、そして持ちの良さが変わってくるので、エアウェーブとデジタルパーマの違いを理解することは、理想のスタイルを実現する上で非常に重要です。
- エアウェーブ : 温風と空気で形を記憶
- デジタルパーマ : 熱を持つロッドで形を記憶
エアウェーブのメリット・デメリット
エアウェーブの最大の魅力は、その軽やかな仕上がりです。まるで元から自然なウェーブがかかっているかのような、ふんわりとした質感になります。また、髪が乾燥しにくいので、パサつきが気になる方にもおすすめです。
エアウェーブのメリットをまとめると以下のようになります。
- 柔らかな質感 : 空気感のある、ナチュラルなウェーブが生まれます。
- ダメージ軽減 : 髪の水分を保ちながら施術するため、比較的ダメージが少ないとされています。
- 再現性の高さ : 乾かすだけで自然にウェーブが出るため、スタイリングが楽になります。
一方で、デジタルパーマに比べると、カールが緩やかに仕上がることがあります。くっきりとした強いカールを求める方には、物足りなく感じるかもしれません。
エアウェーブのデメリットとしては、
| デメリット | 詳細 |
|---|---|
| カールの強さ | デジタルパーマほどしっかりとしたカールは出にくい。 |
| 施術時間 | デジタルパーマより少し長くなる場合がある。 |
デジタルパーマのメリット・デメリット
デジタルパーマは、熱を帯びたロッドで髪を直接加熱するため、しっかりとカールが固定され、再現性が非常に高いのが特徴です。乾いた状態でもウェーブがくっきりと出やすく、スタイリング剤をつければさらにモチが良くなります。
デジタルパーマのメリットは以下の通りです。
- くっきりとしたカール : 弾力のある、はっきりとしたウェーブが作れます。
- スタイリングのしやすさ : 乾かすだけでサロン帰りのようなスタイルが再現しやすいです。
- 持ちが良い : カールが取れにくく、長持ちしやすい傾向があります。
しかし、髪の内部に熱を加えるため、エアウェーブに比べると髪への負担が大きくなる可能性があります。特に、髪が傷んでいる方や、敏感な方は注意が必要です。
デジタルパーマのデメリットとしては、
- 髪への負担 : 熱によるダメージの可能性。
- スタイリングの工夫 : 濡れている状態のほうがカールが出やすいので、乾かし方を工夫する必要がある場合も。
- 施術中の快適さ : ロッドが熱くなるため、人によっては暑さを感じることも。
髪質とパーマの相性
エアウェーブとデジタルパーマは、それぞれ得意とする髪質や仕上がりがあります。ご自身の髪質を理解し、どちらのパーマがより適しているかを知ることが大切です。
例えば、細くて柔らかい髪質の方には、エアウェーブの軽やかな仕上がりがおすすめです。髪に自然なボリュームと動きを与えてくれます。
逆に、太くてしっかりとした髪質の方や、パーマが取れやすいという悩みを持つ方には、デジタルパーマのくっきりとしたカールがしっかりと定着しやすいでしょう。
髪質ごとの相性をまとめると以下のようになります。
- 細く柔らかい髪質 : エアウェーブがおすすめ。ふんわりとした自然な仕上がりに。
- 太くしっかりした髪質 : デジタルパーマがおすすめ。くっきりとしたカールが長持ちしやすい。
- ダメージ毛 : どちらも注意が必要ですが、髪の状態によってはエアウェーブの方が負担が少ない場合も。
施術方法の違い
エアウェーブとデジタルパーマでは、施術のプロセスに明確な違いがあります。これが、仕上がりの質感や髪への影響の違いにも繋がってきます。
エアウェーブは、まず髪に1剤(パーマ液)を塗布し、その後、髪をロッドに巻きつけます。そして、専用の機械で温風と空気の流れを使いながら、髪の水分量をコントロールして形を記憶させます。この「温風と空気」が、エアウェーブの最大の特徴です。
一方、デジタルパーマは、1剤塗布後に髪をロッドに巻きつけ、そのロッドに電気を通して直接熱を加えていきます。髪は乾燥した状態でウェーブが固定されるのが一般的です。このように、熱の伝え方に大きな違いがあります。
施術方法の違いを比較すると、
- 熱の加え方 : エアウェーブは温風、デジタルパーマはロッドからの直接加熱。
- 髪の水分量 : エアウェーブは水分を保ちながら、デジタルパーマは乾燥させながら施術することが多い。
- 使用する機械 : エアウェーブは温風と空気の流れを制御する機械、デジタルパーマは熱を持つロッドとそれを制御する機械を使用。
仕上がりの質感の違い
エアウェーブとデジタルパーマでは、仕上がりの質感も大きく異なります。どちらの質感がお好みかによって、選ぶパーマが変わってきます。
エアウェーブは、空気を含んだような軽やかで柔らかいウェーブが特徴です。まるで、もともと自然にウェーブがかかっているかのような、ナチュラルで抜け感のあるスタイルになります。髪の動きも自然で、ふんわりとした印象を与えます。
デジタルパーマは、よりしっかりとした、弾力のあるカールが特徴です。乾いた状態でもウェーブがくっきりとしており、スタイリング剤をつけることで、よりデザイン性の高いカールを楽しむことができます。コテで巻いたような、メリハリのあるカールも作りやすいです。
仕上がりの質感をまとめると、
| パーマの種類 | 質感 | イメージ |
|---|---|---|
| エアウェーブ | 軽やか、柔らかい、ナチュラル | 風になびくような自然なウェーブ |
| デジタルパーマ | しっかり、弾力、くっきり | メリハリのある、デザイン性の高いカール |
スタイリングのしやすさ
パーマをかけた後のスタイリングのしやすさも、エアウェーブとデジタルパーマでは違いがあります。
エアウェーブは、乾かすだけで自然にウェーブが出るように計算されたパーマです。そのため、特別なテクニックは不要で、普段通りに乾かすだけで、サロンでセットしたようなふんわりとしたスタイルが再現しやすいのが魅力です。朝のスタイリング時間を短縮したい方にもおすすめです。
デジタルパーマは、濡れている状態のほうがカールが綺麗に出やすい傾向があります。そのため、乾かす際にムースやワックスなどのスタイリング剤を揉み込みながら乾かすと、よりカールを活かしたスタイルが作りやすくなります。少しコツは必要ですが、慣れてくると様々なアレンジが楽しめます。
スタイリングのしやすさについて、
- エアウェーブ : 乾かすだけでOK。スタイリング剤なしでも決まりやすい。
- デジタルパーマ : 濡れている状態からスタイリング剤をつけて乾かすのがおすすめ。
持ちの良さ
パーマの持ちの良さも、エアウェーブとデジタルパーマの重要な違いの一つです。どちらのパーマがより長持ちするのか、気になりますよね。
一般的に、デジタルパーマの方がカールが取れにくいと言われています。これは、デジタルパーマが髪に直接熱を加えてウェーブを固定するため、髪の形状記憶力が強くなるからです。そのため、パーマのもちを重視する方にはデジタルパーマがおすすめです。
エアウェーブももちろん持ちは良いのですが、デジタルパーマに比べると、髪質やお手入れ方法によっては、少しカールが緩やかになってくるのが早いと感じる方もいるかもしれません。しかし、その緩やかな変化もまた、ナチュラルな雰囲気として楽しめるという声もあります。
持ちの良さを比較すると、
- デジタルパーマ : 熱による形状記憶力が強く、カールが長持ちしやすい。
- エアウェーブ : 自然なウェーブが特徴で、デジタルパーマよりは緩やかになるのが早い場合もあるが、ナチュラルな変化を楽しめる。
まとめ:あなたに合うのはどっち?
エアウェーブとデジタルパーマ、それぞれの違いがお分かりいただけたでしょうか? どちらのパーマも魅力的ですが、あなたにとって最適なのは、なりたいスタイルや髪質、そしてお手入れのしやすさによって変わってきます。
もし、ふわふわとした自然なウェーブで、髪への負担を抑えたいならエアウェーブ。くっきりとしたデザイン性の高いカールで、スタイリングも楽にしたいならデジタルパーマ。それぞれの特徴を参考に、美容師さんとよく相談して、理想の髪型を手に入れてくださいね!