「イオンカード」と「イオンカードセレクト」、名前は似ているけれど、一体何が違うの?そんな疑問をお持ちのあなたへ。今回は、イオン カード と イオン カード セレクト の 違い を分かりやすく、そして詳しく解説していきます。どちらを選ぶかで、普段のお買い物がお得になったり、便利になったりするので、ぜひ最後まで読んで、あなたにピッタリのカードを見つけてくださいね。
イオンカードとイオンカードセレクト、機能の違いを徹底比較!
まず、一番大きな違いは、イオンカードセレクトには「電子マネーWAON」の機能が標準で搭載されている点です。イオンカードはクレジットカード機能のみですが、イオンカードセレクトはクレジットカードと電子マネーWAON、そしてキャッシュカード(イオン銀行の口座)の3つの機能が1枚にまとまっているんです。 この「1枚で3役」というのが、イオンカードセレクトの大きな魅力と言えるでしょう。
具体的に見ていきましょう。
- イオンカード :クレジットカード機能のみ。
-
イオンカードセレクト
:
- クレジットカード機能
- 電子マネーWAON機能
- キャッシュカード機能(イオン銀行)
さらに、イオンカードセレクトは、WAONポイントが貯まりやすいのが特徴です。WAONの利用でポイントが貯まるだけでなく、イオン銀行の口座と連携することで、さらにお得な特典が受けられる場合もあります。例えば、公共料金の支払いをイオンカードセレクトのWAON払いにすると、WAONポイントが貯まるなど、賢くポイントを貯めたい方にはイオンカードセレクトがおすすめです。
こんな表でまとめると、さらに分かりやすいかもしれません。
| 機能 | イオンカード | イオンカードセレクト |
|---|---|---|
| クレジットカード | 〇 | 〇 |
| 電子マネーWAON | △(別途発行手続きが必要な場合あり) | 〇(標準搭載) |
| キャッシュカード(イオン銀行) | × | 〇(標準搭載) |
ポイントの貯まりやすさ、どちらがお得?
ポイントの貯まりやすさは、イオンカードとイオンカードセレクトで、少し違いがあります。どちらのカードも、イオングループのお店で利用すると、通常よりお得にポイントが貯まります。
イオンカードの場合、基本的なポイント還元率は0.5%ですが、イオングループでの利用なら常時2倍(1%相当)のポイントが貯まります。さらに、「お客様感謝デー」などのキャンペーン時には、さらにお得になることも。
一方、イオンカードセレクトは、クレジットカードとしての利用はもちろん、電子マネーWAONでの支払いでもポイントが貯まります。WAONで支払うと、200円(税込)につき1ポイント(5%相当)が貯まるので、日常のちょっとしたお買い物にもWAONを使うのがおすすめです。
また、イオンカードセレクトは、イオン銀行の普通預金金利が通常より優遇される特典も。これは、イオン銀行の口座をメインで利用したい方にとっては、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
ポイントの貯め方について、いくつかパターンを見てみましょう。
- イオンカードでイオングループ利用 :200円(税込)で2ポイント(1%相当)
- イオンカードセレクトでクレジットカード利用(イオングループ以外) :200円(税込)で1ポイント(0.5%相当)
- イオンカードセレクトで電子マネーWAON利用 :200円(税込)で1ポイント(0.5%相当)
ただし、イオンカードセレクトでWAONを利用する場合、チャージ方法によってポイントの貯まり方が変わってきます。例えば、イオン銀行口座からチャージすると、WAONチャージでもポイントが貯まるなどの特典があります。
特典やキャンペーン、どう違う?
イオンカードとイオンカードセレクトは、基本的な特典は共通している部分が多いですが、イオンカードセレクトならではの特典もあります。
まず、共通の特典としては、
- 毎月5日、15日、25日は「お客様感謝デー」で、お買い物が5%OFF(一部対象外あり)
- 毎月20日、30日は「イオン・お客様感謝デー」で、お買い物が5%OFF(一部対象外あり)
- イオンシネマの割引
- ETCカードの無料発行
などが挙げられます。
イオンカードセレクトの追加特典としては、
- イオン銀行の普通預金金利優遇
- イオン銀行ATMでの振込手数料無料
- イオン銀行のデビットカード機能(WAON一体型)
などが魅力的です。
キャンペーンについては、
- 新規入会キャンペーン:どちらのカードも、時期によってお得な入会特典が用意されています。
- 特定店舗での利用キャンペーン:イオングループ以外のお店でも、期間限定でポイントアップキャンペーンなどが実施されることがあります。
- WAON関連キャンペーン:イオンカードセレクトでは、WAONのチャージや利用に関するキャンペーンも頻繁に行われています。
どちらのカードを選んでも、イオンのサービスをよく利用する方なら、十分にお得感を感じられるはずです。
付帯保険、どんな違いがあるの?
クレジットカードには、万が一の時に役立つ付帯保険が付いていることがあります。イオンカードとイオンカードセレクトの付帯保険についても、いくつか違いがあります。
まず、イオンカードの場合、海外旅行傷害保険が付帯していることがあります(カードの種類によって異なる場合があります)。これは、海外旅行中にケガをしたり、病気になったりした場合に、補償を受けられる保険です。
イオンカードセレクトの場合も、同様に海外旅行傷害保険が付帯していることが多いです。さらに、イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード機能も付いているため、紛失などのトラブルがあった際の対応も、イオン銀行と連携してスムーズに行われる可能性があります。
具体的に、付帯保険の種類を比較してみましょう。
- イオンカード :海外旅行傷害保険(カードの種類による)
-
イオンカードセレクト
:
- 海外旅行傷害保険(カードの種類による)
- ショッピングセブン保険(カードの利用で、購入した商品が破損・盗難にあった場合に補償)
ショッピングセブン保険は、イオンカードセレクトの利用で、購入した商品が破損したり盗まれたりした場合に補償してくれる保険です。これは、高価な買い物をすることが多い方にとって、心強い味方になるでしょう。
ただし、付帯保険の内容はカードの種類や発行時期によって異なる場合があるので、詳細については必ず各カードの公式サイトで確認することをおすすめします。
審査基準や発行スピードは?
イオンカードとイオンカードセレクトの審査基準や発行スピードについても、基本的な考え方は同じです。
イオンカードの発行は、原則として18歳以上の方(高校生を除く)で、安定した収入がある方が対象となります。専業主婦や学生の方でも、配偶者や保護者に安定した収入があれば発行できる場合があります。
イオンカードセレクトも、基本的な審査基準はイオンカードと同じです。ただし、イオン銀行の口座開設が必須となるため、イオン銀行での口座開設が難しいと判断された場合は、審査に通過しない可能性もあります。
発行スピードについては、
- オンライン申し込みの場合 :審査結果は通常、最短即日で通知されます。カードの到着までは、申し込みから1週間~2週間程度かかるのが一般的です。
- 店頭申し込みの場合 :即日発行ができる場合もありますが、カードの受け取りまで数日かかることもあります。
ただし、申し込みの状況や、本人確認書類の不備などがあると、発行スピードは遅れる可能性があります。スムーズに発行するためには、正確な情報を入力し、必要な書類を準備しておくことが大切です。
まとめ:どちらを選ぶのが賢い?
さて、ここまでイオンカードとイオンカードセレクトの様々な違いを見てきました。どちらのカードがあなたにとって最適か、迷っている方もいるかもしれませんね。
もしあなたが、
- 「まずはお得にイオングループでお買い物をしたい」
- 「クレジットカード機能だけで十分」
- 「カードを複数枚持ち歩くのが面倒」
という場合は、シンプルな「イオンカード」がおすすめです。
一方、あなたが、
- 「電子マネーWAONをよく使う、または使ってみたい」
- 「イオン銀行の口座も一緒に利用したい」
- 「ポイントを賢く貯めて、お得にお買い物をしたい」
- 「1枚で色々な機能がまとまっている方が便利」
という場合は、「イオンカードセレクト」が断然おすすめです。
どちらのカードを選んでも、イオングループでの利用がお得になるのは間違いありません。ご自身のライフスタイルや、よく利用するお店などを考慮して、最適な一枚を選んでみてくださいね。